005 大きな三角屋根/縞枯山荘
Shimagare Mountain hut/The big triangle roof
Prototype=縞枯山荘/Nagano1 of Yatsugatake area
Scale=1:45 Size=Φ580mm x H320mm
着想 Diorama Concept
ここは標高2240mの草原が広がり、まっすぐ伸びる木道の先に三角屋根が見えてきます。取材に訪れたとき登山者の姿もまばらで静かなたたずまいを見せてくれました。
模型では木道を歩く人を配置し動きを表現してみました。小屋の入り口には休憩したり宿泊を予定していた人たちがいます。入り口近くの鐘は、冬の霧が濃いときに小屋の位置を知らせるためのものです。周りに草が生えているところは湿原から草原に変わろうとしています。何十年かしたらシラビソなども生えてくるかもしれません。
八ヶ岳を取り上げたのは004に続く作品になります。取材から模型に取り組むまでの間は1年以上になり、その間写真を眺め具体的な大きさを想定した用紙にベースの形を決め、どんな作品にするか想像し楽しんでいました。完成した写真を載せることができました。