007 峠の宿
A Hut of the Mountain Pass
Prototype=徳本峠小屋/Nagano of Kita-Alps
Scale=1:45 Size=W460mm x D320mm x H300mm
着想 Diorama Concept
山登りを始めた頃、峠道を歩くことに興味を持ったことがあります。たくさんの人々の歴史が刻まれた道を歩き、そこに自分の歴史も重ね合わせ、時代を経て繫がっていくことを実感できたのかも知れません。
現在の山小屋は新しいものになり一部保存されています。昨年の春(2012.04.)、取材をかねて歩いてきましたが雪囲いが施され全体を見ることが出来ませんでした。古い小屋『大正期から変わらぬ姿を維持、保存ために休憩棟、資料館として改修/徳本峠小屋ホームページより』を中心に作り始めました。今回の取材だけでは材料不足のため、ウエブサイトを検索し古い山小屋の写真を拝見できたことは大変参考になりました。ありがとうございました。
山の雑誌などで取り上げられ写真などを見かけた方も多いかと思います。古くからある山小屋は、作りは素朴で、大きすぎず、泊まった登山者の顔が分かりあえる。昔の山登りでしょうか。
上高地から登ると短時間で峠に着いてしまします。しかし、ここに登るならぜひ島々方面から歩いてみたい。長い道のりになるのですが、穂高の展望を楽しみに山の歴史を感じながら歩くのもいいものです。