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Prototype:日の出館/Fuji-Yoshida-city of Mt. Fuji
Scale=1:45 Size=W460mm x D260mm x H200mm
Diorama Concept 概念 着想
登山道を下から眺めると行く手に沢山の山小屋が重なり合うように見えています。それを、見ながら登って行くのも面白いものです。上から見ると屋根の一部が石で埋もれています。このような小屋が多く見られるのも他の山との違いでしょうか。そんな特徴を掴みながら作ってみました。模型は『日の出館』という7合目にある小屋をモデルにしています。
富士山の山小屋の多くは石に覆われ、風の強さに耐えるように出来ています。特に、冬は猛烈な風速になりそんな中から生まれたものなのでしょう。傾斜は45度くらいはあり、本来なら小屋を建てることは出来ないはずですが、石積みをし平らな部分を作っています。小屋の前は人が通ることが出来るくらいのスペースしかありません。
始めて登ったとき、振り返ると人の波と、石を載せた屋根だけがよく見えていました。昔は、もう少し小さな小屋が多かった様に記憶しています。小屋によっては石に埋もれ周りと見分けが付きにくい姿をしていました。
人類共通の遺産になった富士山は、万葉集に読まれ、浮世絵に描かれ、多くの写真家が作品を残しています。